原液化粧品を生みだした、化粧品の効果とは?
化粧品の効果とは??
化粧品の定義に、「効果が緩和なもの」と規定されているので、
すぐに効果を実感出来るものではない。というのが前提としてあります。
そのため、お肌がキレイになったのは、
化粧品が効いているから? 体調が良くなったから?? 生活パターンをかえたから???
何が効いて、私の肌荒れが消えたのか、なんて分かりません。
だから、 効果のない化粧品も売れるし、 効果を実感させるために、メイク成分を入れて嘘の効果を出すスキンケアもあります。
本当に効果のある化粧品ってなに??
本当に効果のある化粧品を選ぶ判断基準の一つに成分を見るという方法があります。
でも、効果を示す成分がどれくらい入っているのかはわかりません。
聞いたことがある人もいるでしょう?
化粧品の中身は99%水だよ!
なんていう都市伝説。あながち間違ってはいません。
成分表の1番最初にかかれている成分が、一番たくさん入っている成分です。
水が1番最初にかかれている商品が多いからこそ、
このような都市伝説(?)が広まったのでしょうね。
原液化粧品は効果がある?
このような背景から、
効果のある成分しか入れてません!とうたう「原液化粧品」が出てきました。
”原液”というと、100%その成分しか入っていないように思いがちです。
もちろんそのような成分もありますが、
*お肌に塗布出来る最大濃度が決まっている成分
*薄めないとベットベトで、使用感が最悪のもの
もあります。
そのような成分については、水で薄められて(+防腐剤など加えて)販売されています。
つまり、100%原液成分ではないのです。
商品説明をよーーーく見てみると、「高濃度配合」と書いてあるものもあります。
100%原液ではないよ!と親切に教えてくれているんですね。
原液化粧品は普通の化粧品と変わらない。
つまりほとんどの原液化粧品は、有効成分を薄めて配合されていますので、
実際の濃度はどの程度かわかりません。
しかし原液商品の一番の魅力は、
色々まぜていない。
ということです。
一般的な化粧品は、いろいろな有効成分を混ぜるために、
分離しないように、
使用感が悪くならないように、
と安定性を保つための成分も追加しています。
そのため、
1つの商品でたくさんの有効成分を取りたい人には化粧品を、
肌荒れが心配、求めてる効果が決まっている!という人には原液化粧品が
おすすめです。
原液化粧品も様々です。
同じ「ヒアルロン酸」化粧品でも、500円のもあれば、3000円以上するものもあります。
この違いは何でしょうか?
そうです。先程お伝えしたとおり、安い原液化粧品は
成分をかなり薄めている
可能性があります。
薄められた商品ではないよ!という場合でも、安い原液化粧品は、
*精製度が悪い
*生産地が怪しい
*抽出の仕方が雑
などが考えられます。
中には、1キロあたり数百万円という原料もあります。
香水でもそうですよね。
ピンキリですが、高価な商品は香りの質や持続性がぜんぜん違う!!
化粧品原料も同じです。
原料化粧品と香水は選び方が一緒!
香水と同じ!色々足して、ごまかすことができない原液化粧品。
香水と同じ!
と思えば、選び方もわかり易くないですか?
ちょっと香りを楽しみたい!手頃に香りを楽しみたい!という感じで、
ちょっと使ってみようかな? どんなものか試してみたい!という方は、手頃な原液化粧品で良いと思います。
ただし、普段使っている化粧品と混ぜることは
薬機法で禁止されていますので、
そのような使い方を推奨している会社の商品は、使わないほうが良いですね。
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