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雑誌の付録の化粧品、雑誌ごとにコストのかけ方の差はあるの?!

はじめに

各出版社・各雑誌から付録として化粧品がついていますが、それぞれの雑誌に付いている化粧品のコストのかけかたの差はあるのでしょうか?

今回は、容器開発の観点から、その気合いの入れようを比較したいと思います。


今回比較するのは「Gina」7月号と「美人百花」7月号の付録。

Ginaには付録化粧品として、6色のマルチカラーパレットが付いておりました。 美人百花月には、付録化粧品としてマルチパレットとリップグロスの2点がついておりました。


ではさっそく比較していきます!



パレット容器の比較

Ginaは透明なプラスチックに「RAY BEAMS」 というブランドのロゴが印刷してあります。

容器を開けると、開け途中の角度(0度から180度まで)でも蓋がストップするようになっています。

美人百花は、白いプラスチックコンパクトに、金色の模様とロゴが表面にあります。

容器を開けると途中の角度では止まってくれず、0度と180度のみの開閉になります。 また、コンパクトには鏡がついていました。

では開発視点で見てみましょう。


Ginaのすごいところ

それは、容器開閉時に途中で止まる仕組みになっている事。

これは、「フリーストップ」とよばれている機能です。 このフリーストップ機能、開閉試験を何千回も何十個もして、途中でへたったりしないことなどを確認するので、結構大変っだったりします。

プチプラコスメのパレット容器をみてみると、この「フリーストップ機能」はけっこうついていないものが実は多かったりします。


美人百花のすごいところ

表面の印刷が「箔押し」を使用しているところと、「鏡付き」なところ。

この金色の表面の模様「箔押し」という方法でつけられています。

イメージとしては、駄菓子のガムについてくる擦って転写するシールや、昔はよくみかけたインクリボン方式の印刷方法。

金色のフィルムを圧着しています。 他の印刷に比べるとコストが少し高いのです。

また、「鏡付き」。 鏡はコストのかかる包材のひとつ。 プチプラコスメ容器には、鏡ってついてるもの少なくないですか?? 鏡にお金をかけていますね。


そして付属のグロス・付属チップ。 グロス容器は見て驚きました!!!!

すごい!

この金色のキャップ部分印刷ではなく、金型を作っています!

金型を作る、労力・コスト!!!! 市販のプチプラコスメでもなかなかこれはできません。 デパコスですら、新しい型を作らず、既にあるもので済ませていたりしますからね。

再び、これは、すごい気合いが入っています。



最後に、付属チップですが、初めから毛が抜け落ちていました。 残念です。 触るともうバラバラでした。 残念です。


まとめ

付属チップの残念感はあったものの、 新規金型を作る気合い(労力・コスト)の入れよう、 鏡・箔押しなどコストがかかるものにチャレンジしていることから、 この2つの比較では、

「美人百花」付録化粧品の「MERCURYDUOパレット&グロス」  が、コストと労力をかけていましたね。

付録化粧品以外にも、市販のプチプラコスメもこういった視点で比べてみるとおもしろいかもしれませんね。

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