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執筆者の写真Jikken-Cosme

化粧品の原料の「タール色素」って何?具体的に避けた方がいい原料名とは?


はじめに

突然ですが 「タール色素」 って、耳にした事ありますか?

色をつけるものなの? 化粧品に使われているもの? なんか危ないって聞いたことあるかも?


タール色素とは、化粧品に色をつける役割を持ったタール系原料の総称の事なんですね

主にリップや、アイシャドウなどの色味のついたものに含まれています。



また、スキンケア化粧品の中でも、高級感を出すために少し黄色っぽい色を付けているものもあります。

「タール色素」は、その名の通り

石炭(タール)を分解するときに生まれる「コールタール」という物質を主原料としていました。

最近は主に石油系の成分からできている、化学合成でつくらていてる原料です

しかしこの「タール色素」、発がん性があるとかないとか、様々なサイトで取り上げられております。


発がん性物質って?

WHO(世界保健機関)の中に発がん性リストの一覧を作っている組織があるのですが、そのリストによると、

「かつお節」「キムチ」「熱いお茶」

も発がん性のあるものリストに入っています。

(正確には「発がん性が認められるグループ1」にカツオ節。 「発がん性がおそらくあるグループ2A」に65度以上の熱い飲み物。 「発がん性が疑われるグループ2B」にキムチ が入っています。)

さて、では、この発がん性のあるものリストに入っている食物、認識はありましたか?

これを知って、鰹節や熱い飲み物をやめようと思いましたか?


つまり、通常の常識の範囲内で、メイクに「タール色素」を微量使用すれば、重篤な健康被害は考えにくいです。

ネットなどで危険情報だけが独り歩きしているような・・・正直、そんな印象です。

「それでもやっぱり、安全性が気になる・・・」 「避けれるものなら、避けたいかも・・・」

という慎重な方、大丈夫です。

出来るなら避けた方が良い原料だってあります。


気になる方へ、避けたらより良い原料はこちら!


via 株式会社たけとんぼホームページ

この中の「染料」の区分の「(酸)」と表記されているものを避けましょう。

例えば、 赤色2号・赤色3号・緑色3号・青色1号・橙色205号・黄色4号・黒色401号 などですね

これらは、酸性の染料に区分されるものです。

タンパク質と反応を起こしやすく、「タール色素」のうち、顔料・塩基性染料・油性染料に区分されるものよりアレルギーなどを起こしやすい性質を持ちます。


気を付けて欲しい使い方はこちら


「粘膜に使用は出来るだけ避けて!」

アイライナー等を目の粘膜上にひくメイク。 目を大きくみせるメイク法の定番ですが、出来ればさけて!

と、いうのも粘膜部分は他の皮膚と違ってバリア機能が低い部分。

体の外からの物質を吸収しやすく、刺激を受けやすい部分。

粘膜部分に「タール色素」入りコスメを使い続けるとアレルギーになってしまうリスクもあります。

コスメはきれいになるためのもの!! 上手に選んで、上手に楽しく使って下さいね!

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