はじめに
「スキンケア製品、私の肌に合うものがなくてスキンケア難民状態! 毎回色々試しているのだけれど、せっかく購入しても肌に合わないことが多くて、もうどれを試したらいいの!?」
というお悩みをお持ちの方に今回はマイベストコスメ探しのちょっとしたヒントを書こうと思います。
ブランド名に騙されてる?
大手メーカーでは自社内ブランド間でベース処方(中身)の使い回しをしております。
これは、スキンケア製品もカラーコスメ製品も同じなのです。これを頭に入れて次の例え話を少し考えてみましょう。
自分にぴったりのスキンケア製品をお探しのAさん、
デパコスならきっと、値段分の効果があるはず!とインプレス(ブランド)、カネボウ(メーカー)を購入。
合わなかったので、敏感肌用のフリープラス(ブランド)、カネボウ(メーカー)を購入。
それでもだめかと、次はスイサイ(ブランド)、カネボウ(メーカー)を購入。
この例では自分に合うスキンケア製品を見つけるのはちょっと難しいのではないかな。と、思ってしまいます。もうお分かりだとは思いますが、では、この例、何がダメなのでしょうか?
そうです!全て同じメーカーさんの商品なのです!
一見するとAさんが購入していたブランドは、全て違うブランドですし、デパコスもプチプラも色々まんべんなく探しているように見えますが、メーカーさんまでは変えていなかったのですね。
冒頭でも説明したように大手メーカーは多くのブランドを持ち、手持ちのベースとなる処方(中身)をアレンジして各ブランドの消費者の好みに合うように開発をしております。
つまり、同じメーカー内のブランドであれば、ベースとなる処方(中身)がほとんど同じ事があり得る!のです。
Aさんのように同じメーカー内で試し買いをしていても、一見全く違う製品を試しているつもりで、実はほとんど同じものを試しているだけだった!なんて事も十分あり得るのです。
(Aさんの例はあくまでたとえ話でカネボウさんがこのブランド間でベース処方が同じものを必ず使用しているわけではないのでご了承下さい。)
ではこれをスキンケア難民脱出のためにどう活かせばいいのか?
メーカーをチェック!
お肌に合わなかった製品と例え違うブランドであろうと、同じメーカーのものは買わない!他のメーカーのものを試す!
と、いうざっくりとした消去法で探してみてはいかがでしょうか?
もちろんメーカーも各ブランドの消費者に合わせて製品を研究・開発していますし、ベース処方も多く持っていて使い分けをしています。必ずしも同じメーカーのものが、同じような結果がでるわけではありません。
ですので、メーカーごと切っていく方法は、ちょっと乱暴な感じもしないでもないですが、多くのコスメが溢れかえっているこの時代、ひとつひとつのコスメを試していたのでは全く時間もお金も間に合いません。
今まで自分の肌に合うスキンケア製品を求めて難民化して悩んでいるよりは、ざっくりとした消去法で自分の肌に合ったスキンケアのベース処方を持っているメーカーを探して、そのメーカー内のブランドで自分にピッタリのものを探していけば良いのです。
広告や口コミ頼りに探すより、正しい情報を得て時間もお金も効率的に有効活用できたらいいですね。
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